春菊

春菊の葉

種類葉物野菜
分類キク科シュンギク属
原産地中海沿岸
産地大阪府・千葉県など
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

品種

由来

春菊の原産地は、地中海沿岸地域のトルコやギリシャ周辺とされています。

しかし、観賞用として栽培されていたようで、食用として発展したのは中国ではないかといわれています。現在でも、欧米では観賞用として栽培されており、日本や中国などアジアの地域で食用として栽培されています。

宋の時代に中国に伝わり、中国から日本に伝わったとされています。

日本に伝わった時期については不明ですが、15世紀後半の史料に「春菊」が登場するため、遅くともその頃までには渡来していたと考えられています。

春菊は名前の通り、キク科の植物です。一般的に菊が咲くのは秋ですが、春に花を咲かせるため「春菊」と呼ばれるようになったといわれています。

関西の一部地域では「菊菜」と呼ばれることもあります。

大葉・中葉・小葉

菊菜は大きく3つに分類されます。

1つ目は「大葉種」と呼ばれ、香りが弱くクセの少ない種類です。葉の切れ込みが少なく、九州や四国を中心に栽培されています。

2つ目が「中葉種」と呼ばれる種類で、香が強く春菊特有の風味があります。中葉種はさらに2種類に分けられ、株ごとに出荷されるタイプと伸びた茎を摘み取って出荷されるタイプがあります。

3つ目は「小葉種」です。香が強く葉の切れ込みが深いことが特徴ですが、収穫量が少ないため、現在ではほとんど栽培されていません。

このように地域によって栽培される種類がことなるため、九州の春菊は甘いが関東の春菊は苦いといわれることもあります。

栄養価

春菊

βカロテン

春菊はβカロテンを豊富に含んでいます。

βカロテンは抗酸化作用があり、がん予防や免疫力アップに効果があるとされています。また、体内に取り込まれるとビタミンAに変換されるため、髪や皮膚の健康にも効果が期待できます。

貧血予防

春菊には葉酸と鉄分が豊富に含まれています。

葉酸も鉄分も貧血予防に効果が期待できるので、貧血気味の方には春菊がおすすめです。

リモネン

春菊の独特な香りは「リモネン」という成分によるものです。

リモネンにはリラックス効果や胃腸を活性化作用、食欲増進に効果が期待できます。

βカロテンについて
葉酸について
鉄分について

春菊の選び方

春菊

  • 葉が濃い緑色
  • 葉にハリ・ツヤがある
  • 茎は太すぎず細め
  • 茎の下の方まで葉がついている

春菊は葉の色が濃く、ハリ・ツヤが良いものを選びましょう。

葉の切れ込みが少ない種類は風味が弱く、逆に切れ込みが深いものは風味が強い種類です。好みや料理によって種類を選びましょう。

茎は太すぎず細めの方が柔らかく食べやすいです。また、茎の下の方まで葉がついている方が良い春菊といわれています。

春菊の保存方法

  • 湿らせた新聞紙に包む
  • ビニール袋に入れて冷蔵保存
  • 立てて保存
  • 茹でて冷凍保存も可

春菊は、むき出しのままにすると乾燥してしなびてしまいます。 湿らせた新聞紙に包んでから、ビニール袋に入れて冷蔵保存しましょう。
その時、根の部分を下に立てて保存するとなお良いでしょう。

冷蔵保存でも2~3日が使い切る目安なので、長期保存する場合は、固めに茹でてから冷凍保存しましょう。

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