糖質

糖質タイトル画像

  • 三大栄養素の一つ
  • スピーディーにエネルギー源になる栄養素
  • ご飯やイモ類に多く含まれる
  • バランスよく摂取することが大切
  • 不足すると脳の活動に影響しイライラする
  • 摂取しすぎると肥満や生活習慣病のリスクに
  • 間違った糖質制限はキケン

最重要な栄養素

糖質は、タンパク質と脂質と合わせて「三大栄養素」と呼ばれ、人にとって体づくりの土台となる重要な栄養素の一つです。

糖質は、炭素・水素・酸素が結合した化合物で、体内に取り込まれるとすぐに分解され、1gあたり4kcalのエネルギーになります。同じく体内でエネルギーにかわる脂質は1gあたり9kcalと糖質よりも多くのエネルギーになりますが、糖質の方がより早くエネルギーに代わります。 疲れた時に甘いものを食べると元気になるというのは、この糖質が早くエネルギーにかわる性質によるものです。

糖質といえば、炭水化物を思い浮かべる方が多いかと思います。炭水化物の内、強化されても体内に吸収されない食物繊維を引いたものが糖質といわれています。 ご飯やパンをよく噛んで食べると、徐々に甘く感じるのは糖質が含まれているからです。

糖質制限ダイエットや炭水化物ダイエットが話題となり、注目されている栄養素でもあります。

単糖・少糖・多糖

糖質は大きく3つに分類されます。

一つ目は「単糖類」と呼ばれ、これ以上分解することができない最小単位の糖質です。甘味があり水に溶ける性質がある糖質で、代表的なものに「ブドウ糖」があげられます。 ブドウ糖は脳の活動に欠かせない栄養で、不足すると記憶力が下がったり脱力感が出るなど、人体に影響がでてきます。「朝ご飯を食べないと頭が働かない」と言われるのはこのためですね。

二つ目は「少糖類」と呼ばれ、単糖類が数個結びついたものです。代表的なものにはオリゴ糖や砂糖があります。

三つめの「多糖類」は単糖類が10個以上結びついたもので、イモ類などに含まれるデンプンなどがあります。甘味がなく、水に溶けない性質があります。

いずれの糖類も体内に取り込まれるとすぐにエネルギーにかわり、人のエネルギー源になります。しかし、摂取しすぎると肝臓や脂肪細胞に蓄えられていき、肥満や生活習慣病のリスクを高めることになるので注意が必要です。

糖質制限ダイエット

最近では「糖質制限ダイエット」をはじめ、「糖質ゼロ」「糖質オフ」など糖質の摂取を抑えるダイエット法が話題になっています。 短期間でかなりの効果が期待できるとされ、自己流で糖質制限ダイエットを実践している方もいるかもしれませんが、間違った制限方法をしてしまうと、人体に様々な支障をきたしてしまう恐れがあります。

糖質を制限すると肝臓に貯めていた糖質を使い始めます。その時、糖質と一緒に水分がなくなるため、短期間で体重が減ります。 しかし、水分量が減っただけで体脂肪率が下がっていないケースもあり、結果的にダイエットに成功したとは言えない状態にある可能性があります。

また、糖質が不足すると脳の活動に影響がでてイライラしたり、炭水化物を制限しすぎて食物繊維が不足し便秘になったりします。 無理な制限や間違ったダイエット法は、健康に悪影響を及ぼす可能性もあるので、注意しましょう。

糖質を含む野菜

ジャガイモやサツマイモなどのイモ類やトウモロコシなどの穀類には、糖質が比較的多く含まれています。反対に、レタスや白菜などの葉野菜は糖質があまり含まれていません。 とは言え、ジャガイモに含まれる糖質は、白米やショートケーキなどの菓子類と比べると1/3程度です。

摂り過ぎても不足しても良くないので、バランスよく摂取しましょう。