ピーマン

ピーマンの輪切り

種類実物野菜
分類ナス科トウガラシ属
原産中南米 熱帯地方
産地茨城県・宮崎県など
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

品種

由来

現在スーパーなどで売られている一般的なピーマンは、明治初頭にアメリカから伝わったものを品種改良したものです。 原産は中南米の熱帯地方といわれており、現在のトウガラシに近いものだったとされています。 紀元前から栽培されており、コロンブスによってヨーロッパに伝わり、品種改良を重ねて現在のピーマンが誕生しました。 フランス語の「piment」や、スペイン語の「pimiento」が変化してピーマンと呼ばれるようになったといわれています。

ピーマンとパプリカ

ピーマンといえば、緑色のものが一般的です。これは完全に熟す前に収穫しているため、緑色をしています。 これが、完全に熟すと赤や黄色の鮮やかなピーマンになりますが、収穫の効率アップのために緑色のものを収穫して出荷するようになりました。 色鮮やかなものはパプリカが代表的です。パプリカもピーマンの仲間ですが、品種の境界がはっきりとしておらず、栽培した農家や売り手が判断していることが多いようです。 最近ではパプリカ以外でも、フルーツピーマンと呼ばれる品種が登場し、苦みが少なく、そのままサラダにして食べることができます。

栄養価

ピーマンの画像

βカロテン

ピーマンは緑黄色野菜に分類され、βカロテンを多く含みます。 βカロテンにより免疫力が上がるため、発がん抑制効果や風邪予防に良いとされています。 その他には、髪の健康や皮膚の健康にも効果が期待できます。

ビタミンC

ピーマンにはビタミンCが多く含まれています。風邪予防や疲労回復、女性にはうれしい美肌効果が期待できます。 緑色のピーマンにもビタミンCは多く含まれていますが、赤や黄色のパプリカにはさらに多く含まれています。 赤色のパプリカであれば、1/3個食べるだけで、一日のビタミンC摂取量をカバーできてしまいます。

クエルシトリン

最近の研究で判明した「クエルシトリン」という成分があります。 ピーマン特有の苦みは、このクエルシトリンによって引き出されています。 ピーマンが「子供の嫌いな野菜ランキング」の上位に君臨するのは、クエルシトリンのせいといっても過言ではありません。 クエルシトリンはポリフェノールの一種で高血圧予防や抗うつ作用があるとされています。

ピーマンの選び方

ピーマンのヘタ

  • ヘタの切り口がキレイ
  • ヘタが鮮やかな緑色
  • 表面のツヤとハリが良い
  • 形がふっくらとしてハリがある

ピーマンは中空なので、重さよりも見た目で判断しましょう。 具体的にはヘタがキレイなものが新鮮です。切り口が黒く変色しているものは鮮度が落ちている証拠です。 また、表面にシワがあるのも鮮度が落ちている証拠です。表面のハリとツヤをチェックしましょう。

ピーマンの保存方法

  • 水気厳禁!
  • ビニール袋にいれて冷蔵保存
  • 傷みが移るので要注意
  • 冷凍保存には向かない

 ピーマンの保存に水気は厳禁です。キッチンペーパーで表面の水滴をしっかりとってから、ビニール袋にいれて冷蔵保存しましょう。
数個をまとめて保存する場合は、傷んだピーマンが1つでもあると、他のピーマンに伝染してしまうので、注意が必要です。

カットしたものを冷蔵保存することはできますが、冷凍してしまうと食感や風味が失われるので、あまりおすすめはできません。