オクラ

オクラの断面

種類実物野菜
分類アオイ科トロロアオイ属
原産アフリカ北東部
産地鹿児島県・高知県など
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

品種

由来

オクラの原産地はアフリカ北東部で、現在のエチオピアやエジプト周辺といわれています。紀元前の頃から古代エジプトで栽培されていたようです。

18世紀頃にアメリカに伝わり、19世紀頃には本格的に栽培が始まりました。

日本には幕末頃にアメリカから伝わりました。しかし、当時は食用として栽培されず、オクラの花が観賞用に用いられていました。

一般家庭の食卓にオクラが登場するようになったのは、1970年代になってからでと、日本ではまだ歴史の浅い野菜になります。

オクラは多年草で、年に何回も収穫ができる野菜ですが、日本では越冬することができないため、露地栽培の場合は晩春から夏にだけ収穫されます。熱帯が原産地なので、寒さに非常に弱く、少しでも霜にあたると枯れてしまいます。

英語でも「オクラ」

オクラはアメリカから日本にわたってきました。その時に、英名である「オクラ」が、そのまま日本に定着したようです。

一般的にはオクラと呼ばれていますが、和名では「アメリカネリ」や「陸蓮根(おかれんこん)」などと呼ばれます。

オクラが食用として定着する以前からオクラを食していた沖縄県や鹿児島県などの一部地域では「ネリ」という和名で呼ばれていましたが、現在は「オクラ」と呼ばれています。

栄養価

オクラの画像

オクラは断面が星型で、料理に彩りを与えてくれるだけでなく、ネバネバの成分が健康にも非常によいとされています。

ネバネバ成分

オクラのネバネバ成分には、胃の粘膜を守ったり消化を助ける作用があり、夏バテ予防に良いとされています。

また、コレステロールを排出する作用による大腸がんの予防や、整腸作用により便秘予防にも効果が期待できます。

βカロテン・カリウム

オクラは緑黄色野菜に分類され、βカロテンを豊富に含んでいることが特徴です。

βカロテンはがん予防や免疫力アップに効果があるとされ、さらに体内でビタミンAに変換されるため髪や皮膚の健康にも良いとされています。

また、ナトリウムを排出する作用があるカリウムも含んでいるので、高血圧予防に効果が期待できます。

オクラの選び方

オクラの表面

  • 濃く鮮やかな緑色
  • ハリがある
  • ヘタがキレイ
  • 大きすぎない

オクラは濃く鮮やかな緑色のものを選びましょう。また、全体的にハリがあり、表面に産毛がしっかりと生えているものの方が良いでしょう。

ヘタを見て変色しているものは鮮度が落ちているので、ヘタがキレイなものを選びましょう。

サイズは、大きすぎると成長しすぎて苦みがでている可能性があるので、大きすぎず小ぶりなものを選ぶと良いでしょう。

オクラの選び方

  • 夏場以外は常温保存
  • 新聞紙に包むかビニール袋に入れる
  • カットしたらすぐに使う
  • 茹でてから冷凍保存可

オクラはなるべく常温で保存しましょう。しかし、夏場は気温が上がるので冷蔵保存しましょう。

常温保存・冷蔵保存どちらにしても、乾燥を防ぐために新聞紙で包むかビニール袋にいれて保存しましょう。

生のままでは冷凍保存できませんが、固めにゆでて、しっかり水分をとってから冷凍保存することができます。