ニンジン

ニンジンの断面

種類土物野菜
分類セリ科ニンジン属
原産中東 アフガニスタン
産地北海道・千葉県など
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

品種

由来

ニンジンの原産地は、中東アフガニスタン周辺とされています。アフガニスタンから中国とヨーロッパの東西に分岐して伝わりました。 オランダを通りヨーロッパに広がった西洋系と、中国を通り東方に広がった東洋系に大きく分類されます。 日本に伝わったのは16世紀頃といわれていますが、定かではなく、もっと前に伝わっていたとする説もあります。 葉も根も食用とされていましたが、明治以降になると根のみを食べるようになり、現在でも一部を除いて根のみを食べることが主流となっています。

東洋系と西洋系

中国からニンジンが伝わった時は、東洋系のニンジンが伝わりましたが、栽培のしやすさなどから、現在では西洋系のニンジンが主流となっています。 一般的なオレンジ色をした「五寸ニンジン」は西洋系ニンジンで、ニンジン特有の臭みがあり、子どもをはじめ大人でも苦手な野菜ランキング上位にランクインしていました。 現在では品種改良が進み、臭みが少なく甘いニンジンがスーパーなどに並んでいます。 東洋系ニンジンで有名なのは「金時ニンジン」です。京野菜と呼ばれることもあり、生産量が少なく、旬の時期でも入手が困難とされています。 その他には、沖縄伝統野菜の黄色いニンジン「チデークニー」などがあります。

栄養価

ニンジンの画像

βカロテン

ニンジンは緑黄色野菜に分類され、βカロテンを豊富に含んでいます。
βカロテンには抗酸化作用があり、免疫力向上・がん予防・生活習慣病予防に効果が期待できます。 また、βカロテンは体内でビタミンAに変換され、髪の健康・視力維持・皮膚の健康に良いとされています。

βカロテンは皮の近くに多く含まれているので、なるべく皮を薄く剥き、βカロテンと相性が良いとされる油でソテーなどにすると効率よく摂取することができます。

リコピン

トマトにも多く含まれているリコピンがニンジンにも多く含まれています。

リコピンにも抗酸化作用があり、がん予防やアンチエイジング効果が期待できます。 リコピンは西洋系ニンジンよりも、金時ニンジンなど東洋系ニンジンに多く含まれています。

ニンジンの選び方

ニンジンの画像

  • 全体的に赤みが濃く鮮やか
  • 皮がなめらか
  • 茎の切り口が小さい
  • 切り口がキレイ

ニンジンは、全体的に赤みが濃く鮮やかなものを選びましょう。また、表皮がキレイでなめらかなものがよいでしょう。

茎の切り口が小さい方が、芯までやわらかいニンジンです。また、切り口が変色してしまっているものは収穫してから時間が経ってしまっているものです。切り口がキレイで緑色をしているほうが新鮮なニンジンです。

ニンジンの保存方法

  • ラップやビニール袋にいれて冷蔵保存
  • 冬場は常温保存可
  • 葉は別で保存
  • カットしてから冷凍保存

ニンジンは乾燥を防ぐため、ラップで包むかビニール袋にいれて冷蔵保存しましょう。 冬場であれば、冷暗所で常温保存できます。

葉付きのニンジンは、すぐに葉を切り落として別々で保存しましょう。そのままにしておくと、ニンジン本体の養分が摂られてしまい、味が落ちてしまいます。

保存する時に、エチレンガスを発生する果実が近くにあると苦みが出てしまいます。 アボカドや梨などがエチレンガスを発生させる果実で、特にリンゴは発生量が多いので要注意です。

ニンジンは冷凍保存も出来ますが、丸ごと冷凍すると調理する時に大変なので、カットしてから冷凍しましょう。