有機栽培について

有機栽培とは

農薬や化学肥料を使用ぜず、家畜の糞尿・敷きわらや堆肥など、動植物質(有機)の肥料で、安全かつ美味の食糧を作る栽培のことを指します。
以前は、農薬や化学肥料をを使用し、少量の有機肥料を使っているだけで「有機栽培」と表示することができました。
しかし、現在では有機JAS規格が制定され、有機認証機関に認証を受けた農家が栽培したものだけが「有機」と表示することができるようになりました。

有機JAS規格

  1. 農薬を使用していない
  2. 化学肥料を使用していない
  3. 肥料を使用する場合は使用を認められた有機肥料のみを使用する
  4. 3年以上農薬を使用していない圃場であること
  5. 有機肥料であっても化学薬品や重金属が含まれないものを使用する
  6. 栽培によって環境を破壊しない など

以上のような厳しい規格をクリアし、さらに第三機関による認証を受けた農家だけが、「有機」と表示することができます。

有機栽培と作物の特徴

有機栽培は原則的に農薬を使用しません。そのため、植物自身が害虫や病気から身を守ろうとし、抗酸化物質を作ります。
これにより、慣行農法で栽培された野菜よりも、有機栽培の野菜は抗酸化物質を多く含むといわれています。
この抗酸化物質は人間の体内にある活性酸素を除去する作用があります。
老化や疾病の原因にもなる活性酸素を除去する抗酸化物質が多く含まれる有機野菜は健康に良いといわれています。

有機野菜と無農薬野菜の違い

有機野菜と並んでよく耳にする言葉に「無農薬野菜」というものがあります。
これは、言葉通り「農薬を使用していない野菜」という意味になります。ただし、化学肥料を使用しているかは、農家によって異なります。
前述のとおり、「有機野菜」を名乗るためには、法律で定められた条件を満たし、認証を受ける必要があります。
この認証を受けていないが、無農薬・無化学肥料で栽培された野菜が「無農薬野菜」や「無化学肥料野菜」として流通しています。これらの野菜は栽培期間中に農薬や化学肥料を使用していませんが、土壌に残留している可能性があります。

有機野菜のメリット

1.安心・安全

農薬や化学肥料を使用せずに栽培しています。また、肥料を使用する場合も、指定された有機肥料を使用しています。そのため、有機農法で栽培された野菜は、農薬や化学肥料による健康被害のリスクが非常に低くなります。

2.環境への配慮

有機農法は、農薬や化学肥料による土壌汚染や大気汚染のリスクが低くなります。そのため、慣行農法よりも環境へ負担をかけずに栽培することが可能です。