自然栽培 有機栽培、栽培方法の違い

フェリシモ自然では、

  • 農薬と化学肥料を一切使用しない農家の行う自然栽培の野菜、
  • 有機JAS認証を取得した農家の行う有機栽培の野菜、
  • 両方を取り扱っています。

自然栽培 有機栽培、両方とも環境に配慮した地球に優しい栽培方法ですが、実際にどう違うのかをそれぞれの栽培方法の概要と共にご説明します。

自然栽培の概要

自然栽培は、化学的に合成された農薬や除草剤、化学的に合成された肥料や熟成途中の堆肥など、人の健康と地球環境に影響を及ぼす資材を一切使用せず、作物の栽培を行う農業です。
自然栽培は、土壌に棲む多種多様な生物と共生し、自然の循環を崩さず、作物本来の力を引き出し、その生育を人の目と手で手助けしています。
自然栽培は、畑の中の自然循環を崩さないようにするため、他の畑などから土や雑草などの資材を持ち込まず、畑本来の土壌バランスを保つことに専念しています。
自然栽培は、全国各地で行われており、地域の環境や栽培する作物の特徴を理解したうえで、栽培する畑の自然の循環をより良くし、作物の生育を高める手伝いをしています。

(詳しくは →自然栽培とは 参照)

有機栽培の概要

有機栽培は、化学的に合成された農薬や化学肥料を使用せず、有機JAS法で認められた自然由来の有機資材を使用して栽培を行う農業です。
有機栽培は、土壌内の有機物と融合し、栄養分を作り出す「自然由来の無機物」を使用し、土壌のバランスを保っています。
有機栽培は、畑で発生した作物の残渣や雑草を乾燥させ、数年かけて熟成させた堆肥を使用し、作物の生育を手助けしています。
有機栽培の農家は、全国で1,700軒を超えました。各地域で有機JAS法の範囲で、独自の栽培を行っています。

(詳しくは →有機栽培とは 参照)

自然栽培と有機栽培の違い

フェリシモ自然の作物は、自然栽培と有機栽培、2種類の栽培方法で育った作物を取り扱いますが、少しずつ栽培方法に違いがあります。
農薬、化学肥料、雑草の管理、作物育成のための資材の種類などに限って、栽培方法の違いを説明いたします。

農薬について

化学的に合成された農薬は、どちらの栽培方法でも使用していません。自然栽培では「自然由来の薬品」も一切使用しませんが、有機栽培では「自然由来の薬品」を使用し、害虫駆除や病気の予防などを行っております。

化学肥料について

自然栽培でも有機栽培でも化学肥料は使用しません。基本的には雑草などの草木の材料で、自然の状態で堆肥を作って畑に与えています。
有機栽培では自然由来の無機肥料を使用する場合があります。有機栽培の一部では、動物の糞尿を堆肥に混ぜて使用していることがあります。糞尿を使用する場合には、完全乾燥の後粉砕したものを堆肥と混ぜ、1年以上熟成させたものを使用します。
1年以上熟成させない場合、土壌の中で腐敗を起こす場合があるので、フェリシモ自然では良くないと考えています。

雑草の管理、作物育成のための資材

自然栽培、有機栽培、どちらの栽培方法でも、土壌を自然の循環がバランス良く整うように耕し、作物が育つために成長の早い雑草を管理しています。
自然栽培では、乾燥させた藁や雑草の茎を使用します。自然栽培はできる限り自然の物を使うように努力しています。
有機栽培ではビニールマルチ(畑の畝にかぶせられる黒いビニール)を使用し、雑草の抑制と土の温度の調整をしています。
作物を栽培する畑の中で、多種多様な生物が自然の循環をするように、自然栽培、有機栽培、どちらの栽培方法も、自然の摂理で作物が成長する環境を作っています。
畑の土に影響が出るような大きな機械を使わず、土がふかふかのまま栽培できるようにしています。その分人手が多く必要になります。
有機栽培では、有機JAS法で使用が禁止されていない資材は、必要な時期に使用しています。

自然栽培と有機栽培の共通点

自然栽培も有機栽培も、人の健康と地球環境のため、農薬と化学肥料を使用せずに栽培しようとしています。栽培の違いで紹介したような相違点はありますが、自然栽培農家も有機栽培農家も、栽培する作物に込めている思いは共通しています。

本来の野菜のおいしさを追求

作物が本来持っている力を引き出すことにより、甘い作物は甘く、辛い作物は辛くなるように育ちます。自然栽培と有機栽培の農家では、このように作物の旨味を引き出す努力をしています。作物が自然の循環の中で、渋みやエグミを作ることがありますが、これも作物が本来持っている力です。作物自身が病気や害虫から身を守ろうとする力が備わっているからです。そんな作物を収穫前に完熟させることで、旨味が引き出され、とてもおいしい野菜になります。

農薬 化学肥料を使わず自然の循環を守る

空気中にある酸素や窒素、土に生える雑草、栽培している作物、作物の根や残りかすを分解してくれる菌、微生物が作り出した養分を作物の養分に変えてくれる菌、小動物のフンを養分に変えてくれる菌など、多くのものがそれぞれの役割を果たし、土壌の自然循環を保っています。栽培する畑の中に農薬や化学肥料を使えばたちまちそのバランスが崩れてしまいます。なので、自然循環のバランスを保つため、農薬や化学肥料は一切使用しません。

季節の作物を多くの人に食べていただく

自然栽培も有機栽培も、四季折々の作物を栽培しています。それぞれの畑の環境に合った作物を季節ごとに収穫ができるように、畑を耕す時期や、種を蒔く時期を見極めています。そうすることで、農薬 化学肥料を使わず、多くの収穫ができるようになり、みなさまの元においしい野菜をお届けすることが出来るようになります。